【ニュース】 富士急グループとタイムズモビリティ、「ご当地カーシェアリング」の展開に向け、「富士急カーシェア事業」で業務提携 山梨県富士吉田市
2025.05.09
富士急行株式会社(山梨県富士吉田市、堀内光一郎社長)・株式会社富士急百貨店(山梨県富士吉田市、古谷幸二社長)・タイムズモビリティ株式会社(東京都品川区、川上紀文社長)の3社は2025年5月8日、「ご当地カーシェアリング」の展開に向け、「富士急カーシェア事業における業務提携に関する基本契約」を締結した。
今回、富士急グループとタイムズモビリティが連携し、新たに展開する「富士急カーシェア」は、富士急行線沿線を中心とした富士五湖エリアに車両を配備することで、鉄道駅や高速バス停留所からの二次交通を拡充し、交通利便性の向上を図るもの。
富士急グループは、富士山エリアなどに数多く点在する景勝地や観光地を回遊を促すため、移動の利便性向上にも取り組んでいる。
一方、タイムズモビリティは、カーシェアリングサービス「タイムズカー」を全国に展開、観光振興に向けた二次交通の拡充や、交通渋滞などの社会課題の解決を図るため、、鉄道会社や自治体と連携した取り組みを推進しているという。
同サービスでは、富士急行はグループ横断の企画開発、富士急百貨店は「富士急カーシェア」の運営、タイムズモビリティは「タイムズカー」のプラットフォームの提供をそれぞれ担当する。
2025年7月1日より、富士急行線の「河口湖」駅・「富士急ハイランド」駅・「富士山」駅の周辺に3ステーション・8台のクルマを配備し、サービスを開始する予定。
なお、「富士急カーシェア」を利用するには「タイムズカー」の会員登録が必要。
利用料金・利用方法は「タイムズカー」に準じるとしている。