【ニュース】 尼崎市、「令和7年度 尼崎市市民提案制度」の提案募集を開始、自由なテーマでの提案が可能 兵庫県尼崎市
2025.05.01
尼崎市(松本眞市長)は2025年5月1日、「令和7年度 尼崎市市民提案制度(令和8年度実施分)」の提案募集を開始した。
同制度は、事業者や市民活動団体からの自由な発想による提案を基に、同市の事業の委託化や同市との協働事業の実施(補助金の交付を含む)に加え、様々な方法で協働・連携につなげていく制度。
同制度の特徴は、アイデア段階での提案も受け付けている点、実現方法の選択肢が広く設定されている点で、同制度を担当する協働推進課の職員がコーディネートする。
同制度では、自由なテーマでの提案を可能としていると同時に、同市が考える課題などを「市の提案テーマ」として設定。
提案イメージを膨らませやすいよう、工夫をしているという(令和7年度は30テーマ)。
同市の提案テーマの一例は、市民等の「たばこ」「ごみ」「自転車(交通安全)」のマナー意識の向上を図る取り組み、消防団員入団促進のアイデアなど。
同提案募集では、これまでに、学校給食用牛乳パックの回収事業(委託)、地域に根差した多胎支援事業(協働)、AI活用による解体費用シミュレーターと一括見積の空き家処分簡便化事業(事業委託や補助金の交付以外の手法で連携した取組)などの実績があるという。
「令和7年度 尼崎市市民提案制度(令和8年度実施分)」の募集期間は2025年5月1日~6月30日必着。
提案方法は所定のエントリーシート(同市ホームページでダウンロード可)をメール・ファクス・郵送、または直接協働推進課へ持参。