【ニュース】 三井不動産、複合業務施設「三井不動産インダストリアルパーク海老名&forest」を着工、国産材を建物構造の一部に採用 神奈川県海老名市

2025.04.23
三井不動産株式会社(東京都中央区、植田俊社長)は2025年4月1日、複合業務施設「三井不動産インダストリアルパーク海老名(MFIP海老名)&forest」(神奈川県海老名市)を着工した。
竣工は2026年6月末の予定。

同施設は、海老名市役所周辺地区に位置し、物流用途に加え、建物全体の約半分をオフィス・研究施設・ラボ等のマルチユーススペースで構成する複合業務施設。
テナント企業の柔軟な拠点創造を支援し、社会のイノベーション・付加価値の創出の場となることを目指す。

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また同施設は、複数テナント型の物流用途を含む施設としては国内で初めて国産材を建物構造の一部に採用。
三井不動産グループの新たな木造建築ブランドの名称「&forest」を施設名称に冠することとした。
木造化による木材活用を推進し、自然資源を循環させ、持続可能な街づくりに貢献するとしている。

3階ラウンジには、保有林の木材を内装・仕上げ材の一部に使用し、木質感あふれる空間を創出。
物流用途施設に求められる耐火性能を確保しながら、1階~4階まで木質あふれる空間とすることで、ワーカーや訪れる人に安らぎと癒しを提供するという。

「三井不動産インダストリアルパーク海老名(MFIP海老名)&forest」の所在地は神奈川県海老名市中央5丁目2番、交通は小田急小田原線・相鉄本線「海老名」駅より徒歩9分、JR相模線「海老名」駅より徒歩11分、圏央道「海老名」ICより約2.8km。
敷地面積は約1万9,822㎡、延床面積は約4万219㎡。
規模・構造は鉄骨造・一部木造、地上4階建て。
竣工は2026年6月末(予定)。