【ニュース】 アットホームとマンション管理業協会、横浜市立大学の物件情報データを活用した研究を支援 神奈川県横浜市

2025.04.22
不動産情報サービスのアットホーム株式会社(東京都大田区、鶴森康史社長)と一般社団法人マンション管理業協会(東京都港区、高松茂理事長)は2025年4月より、公立大学法人横浜市立大学(横浜市金沢区、近野真一理事長)による「マンション管理適正評価制度の情報開示が市場価格に与える影響に関する研究」を支援する。

同研究にあたり、アットホームは不動産物件情報データ「アットホームデータセット」を提供。
一方、マンション管理業協会はマンション管理適正評価制度での登録情報を提供する。

両者は、中古マンション市場でのマンション管理適正評価制度の情報が価格に与える影響を調査することで、不動産流通の活性化に寄与するという。

マンション管理適正評価制度とは、マンションの管理状態や管理組合運営の状態を6段階で評価し、インターネットを通じて情報を公開する仕組み。
アットホームでは2022年11月より、「不動産情報サイト アットホーム」内「建物ライブラリー」に「マンション管理適正評価」情報を掲載している。
なお、マンション管理適正評価は、マンション管理業協会から情報提供を受け、表示しているという。

今回提供する「アットホームデータセット」は、アットホームの不動産情報ネットワークで2021年4月~2025年3月に公開された価格、物件概要(面積・間取り・構造・築年等)、立地(所在地・最寄り駅等)、諸設備などの不動産物件情報。
部屋番号など個を識別する情報は含まないとしている。
対象地域は東京都・神奈川県・千葉県・埼玉県。