【ニュース】 立山黒部アルペンルートが全線開通、今年の「雪の大谷」の高さは16mに 富山県富山市

2025.04.16
富山県と長野県を結ぶ世界有数の山岳観光ルート「立山黒部アルペンルート」(運営:立山黒部貫光株式会社、富山県富山市)は
2025年4月15日に全線開通、今シーズンの営業を開始した。

立山黒部の春を代表する「雪の大谷」の今年の高さは、16mに達しているという。
圧巻の雪の壁を楽しめるイベント「雪の大谷ウォーク」は、2025年6月25日まで開催する。

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標高2,450m立山室堂平は、世界有数の豪雪地帯。
特に「大谷」は吹きだまりになるため積雪が多く、この「大谷」を通る道路を除雪してできる巨大な雪の壁が「雪の大谷」と呼ばれている。

今年も、メインイベント「雪の大谷ウォーク」の他、開けた景色の中で雪上散策できる「パノラマロード」、美しい雪景色をゆったり堪能できるゴールデンウィーク限定イベント「立山ユキテラス」など、多彩なイベントを実施する予定。

また、室堂ターミナルを挟んで「雪の大谷ウォーク」会場の反対側にある「室堂平」は、雪遊びや写真撮影が可能なスポット。
室堂ターミナル屋上から一歩外へ出ると、眩しいくらいの美しい白一面の雪原が広がる。

さらに、室堂の隣の駅「大観峰」には、「雪のポケット」(4月中旬~)や「雪のトンネル」(5月中旬~)といったユニークなスポットも出現するという。

「立山黒部アルペンルート」は、中部山岳国立公園・立山にある世界有数の山岳観光ルート。
富山県の立山駅から長野県の扇沢間はケーブルカーやバス、ロープウェイなど6つの乗り物を乗り継いで移動することができ、標高
3,000m級の立山連峰や黒部ダムの絶景を気軽に楽しむことができる。
2025年度の営業期間(予定)は4月15日~11月30日。