2014.11.06
高麗郡建郡1300年記念事業委員会（埼玉県日高市、大野松茂会長）は、11月22日～24日の3日間、日高市で「高麗郡フェスティバル」を開催する。
2016年は、霊亀2年（716年）に武蔵国高麗郡（こまぐん）が置かれてから1300年を迎える年。
「続日本紀（しょくにほんぎ）」によれば、高麗郡建郡当初、東国7ヶ国に住む高麗人1,799人が武蔵国に移住したとされている。
高麗郡は初め、現在の日高市と飯能市あたりに置かれたが、高麗郡が廃止された1896年（明治29年）には、鶴ヶ島市を始め、川越市、狭山市、入間市の一部を含む広域にわたっていたという。

今回開催する「高麗郡フェスティバル」は、1300年記念事業の中でも最も規模が大きく、また、老若男女を問わず家族連れでも参加できるイベント。
同地の発展に寄与したすべての先人へ感謝を捧げ、高麗の歴史の再認識、同地の発展および周辺・関連地域との連携・交流などを図るのが狙い。
開催当日は、「馬射戲 (MASAHI)」騎射競技大会や妖怪ウォッチジバニャンショー、グルメ、四半的弓道・乗馬体験、歴史セミナーなど、多彩なイベントを実施するという。
「高麗郡フェスティバル 2014」の開催日は11月22日～24日、開催時間は10時～16時（開場9時、雨天決行）。
会場は小林牧場地、高麗神社境内〈埼玉県日高市新堀：小林牧場は高麗神社東側の高麗川東沿岸地）。