【ニュース】 一建設、SmartInnと協業し、新築の戸建て住宅を活用した体験型宿泊施設「HAJIME STAY KASUGA」を4月1日にグランドオープン 福岡県春日市

2025.03.24
飯田グループホールディングス傘下の一建設株式会社(東京都豊島区、堀口忠美代表)は、スタートアップ企業・株式会社SmartInn(福岡市、松木駿代表)と協業し、新築の戸建て住宅を活用した体験型宿泊施設「HAJIME STAY KASUGA」(福岡県春日市)を
2025年4月1日にグランドオープンする。
同社が民泊施設を展開するのは、今回が初めて。

同社が行った「2024年分譲戸建住宅購入者調査」によると、購入者が一戸建て分譲住宅の物件を探す際に重視した項目は、「リビングやキッチンの広さ」「風呂の設備(機能)」など、住み心地に影響する項目が多いという結果が明らかになった。
一方、住宅業界では、間取りや生活動線、収納や設備の使い勝手などは、実際に暮らし始めないと分からないため、理想と現実のギャップに後悔や不満を持つ人も少なくないという。

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また、同施設をオープンする福岡県は、観光庁によると、住宅宿泊事業の届出住宅数が2025年1月15日時点で1,092件。
47都道府県では東京都・大阪府・北海道・沖縄県に続き5番目に多い件数となっている。

同施設は、民泊需要が増加する同県で、「見学だけでは分からない戸建て住宅の住み心地を、実際に宿泊しながら体験できる」という新しい宿泊スタイルを提供、将来的に住宅の購入を検討している人の不安を解消するというもの。
異なるコンセプトの施設を4棟用意し、年間9,000棟を超える分譲戸建住宅を供給する同社の強みを活かし、見学だけで分からない、「家での過ごしやすさ」「導線の心地よさ」「設備の使い勝手」など、実際に生活する感覚を実感できるとしている。

また、国内旅行者やインバウンド旅行者にとっても、大人数での滞在や、ホテルとは異なる日本のリアルな生活を体験可能。
テクノロジーを活用した民泊運営に強みを持つSmartInnのプロデュースにより、予約やチェックイン、滞在中のサポートやチェックアウトまで、スマホひとつで旅行スタイルに応じた快適な滞在を実現するという。

体験型宿泊施設「HAJIME STAY KASUGA」の所在地は福岡県春日市千歳町2丁目25、交通はJR鹿児島本線「春日」駅より徒歩4分、西鉄天神大牟田線「春日原」駅より徒歩11分。
グランドオープン日は2025年4月1日(プレオープンは2025年3月14日)。
棟数は4棟(1号棟~4号棟)。