【ニュース】 「道の駅べに花の郷おけがわ」が3月27日にグランドオープン、食と人とを繋ぐ「食のテーマパーク」が誕生 埼玉県桶川市

2025.03.11
国土交通省と桶川市は、整備を進めてきた「道の駅べに花の郷おけがわ」(埼玉県桶川市)を2025年3月27日にグランドオープンする。
運営は株式会社ベニネクスト(埼玉県桶川市、河越敬仁代表)。

埼玉県内で21番目の道の駅となる同施設は、圏央道「桶川北本」
ICより約700m、一般国道17号上尾道路沿いの立地。
高速道路の立ち寄り施設として、圏央道から道の駅への一時退出を可能とする社会実験も実施する。

中山道が通る同市は、古くから人と物が集まる宿場町として栄えてきた場所。
江戸時代には旅人をもてなす場所として発展し、食材の美味しさと人の温もりが息づく地でもあったという。

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同施設のコンセプトは「人情と活気でおもてなし、温もり宿る桶川で、食と人とを繋ぐ」。
建物のデザインは、宿場町の情緒を感じさせる長屋風の佇まいとした。
桶川の地元食材だけでなく、埼玉全域、日本全国の美味しい「食」を取り揃え、桶川祇園祭のように賑わい、人々が笑顔でつながる場所を目指すとしている。

同施設の本棟・南側は、生産者から届く地元産の野菜・果物や、畜産・水産物、各種加工品、お土産品、惣菜や弁当などの商品を扱う物販エリア。
本棟・北側は地元食材を主に使用した種類豊富なメニューを提供する食堂やおにぎり専門店、ソフト&クレープ店など計3店舗が集まった約140席の食事処となる。

「道の駅べに花の郷おけがわ」の所在地は埼玉県桶川市川田谷
4324番地の1。
面積は2万9,672㎡。
駐車台数は普通車189台・大型車43台・身障者用5台の計237台。
施設設備はトイレ57器、情報提供施設、休憩施設、観光案内所、ベビーコーナー、非常用電源、備蓄倉庫、貯水槽、マンホールトイレ、公衆電話、公衆無線LAN、物販施設、飲食施設、イベントスペース(大屋根広場)、イベント広場、展望台、ドッグラン、バス停留所、EV充電施設。