【ニュース】 JR四国、旧研修センター跡地で新たな開発を開始、学生会館・サービス付高齢者向け住宅・賃貸住宅を建設 香川県高松市

2025.02.26
四国旅客鉄道株式会社(香川県高松市、四之宮和幸社長)はこのほど、高松市西宝町(旧研修センター跡地)で新たな開発を開始した。

同社は経営基盤強化のため、非鉄道事業での最大限の収益拡大を目指し、自社用地の開発を進めており、同開発もその一環。
同開発では、地域のにぎわい創出等に向け、同社が学生会館・サービス付高齢者向け住宅・一般賃貸住宅(全5棟)を建設、各運営会社に一括賃貸する。
多世代が居住できるエリアの創出を目指すという。

同開発地は、香川県道33号高松善通寺線に近接し、JR高徳線「昭和町」駅より徒歩約10分、香川大学幸町キャンパスより徒歩約12分の立地。
近隣には、書店・ドラッグストア・飲食店等が出店しており、生活利便性が高いエリアだとしている。

「学生会館(139戸)」は大学・専門学生等、「サービス付高齢者向け住宅(80戸)」は高齢者、「一般賃貸住宅(54戸)」はDINKs・ファミリーがターゲット。
「サービス付高齢者向け住宅」と「一般賃貸住宅」では、快適な室内環境を実現しながらも消費エネルギー量を削減する施策を実施するという。

運営会社は「学生会館」が株式会社共立メンテナンス(東京都千代田区、中村幸治社長)、「サービス付高齢者向け住宅」が株式会社学研ココファン(東京都品川区、森猛社長)、「一般賃貸住宅」が大和リビング株式会社(東京都新宿区、匝瑳繁夫社長)。