【ニュース】 鶴居村と西武リアルティソリューションズなど、釧路湿原国立公園「宮島岬エリア」の保護管理で連携協定を締結 北海道鶴居村

2025.02.12
北海道鶴居村(大石正行村長)は2025年2月10日、釧路湿原国立公園の秘境「宮島岬エリア」の土地所有者である株式会社西武リアルティソリューションズ(東京都豊島区、齊藤朝秀社長)、土地を所管する釧路自然環境事務所(北海道釧路市、岡野隆宏事務所長)と「鶴居村・株式会社西武リアルティソリューションズ・釧路自然環境事務所との連携・協力に関する協定書」を締結した。

同村は、令和6年度の事業として、同国立公園とその周辺エリアを活用し、より高付加価値で魅力度を高めた観光の展開等を目的に、環境省が実施する国立公園アドベンチャートラベル展開事業(鶴居村釧路湿原観光コンテンツ創出事業)を実施しており、今回の同協定締結もその一環。

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同村ではこれまで、土地所有者との調整や利用ルールが明確化されていなかったことから、観光コンテンツとして有効活用できていないエリアが存在し、同国立公園の価値や魅力を来訪者に十分に伝えられていなかったという。

同村は今回、同国立公園の「宮島岬エリア」の土地所有者である西武リアルティソリューションズ、土地を所管する釧路自然環境事務所との3者で同エリアの活用等に向けた連携協定書を締結したことで、今後、同村内の同国立公園内に位置する「宮島岬エリア」の適切な保護管理と持続可能な利用で協力した取り組みを推進するとしている。