【ニュース】 コトラボ・東北大学・福島大学・UR都市機構、地域活動拠点「FUTAHOME」を活用し地域の交流促進などで実証的な取り組み 福島県双葉町
2025.02.07
コトラボ合同会社(横浜市中区、岡部友彦代表)・国立大学法人東北大学(仙台市青葉区、冨永悌二総長)・国立大学法人福島大学(福島県福島市、三浦浩喜学長)・独立行政法人都市再生機構(横浜市中区、石田優理事長)の4者は、2025年2月20日にJR常磐線「双葉」駅前でオープンする地域活動拠点「FUTAHOME(ふたほめ)」(福島県双葉町)を活用し、地域の交流促進・賑わいづくりや地域プレイヤーの活動促進等に係る実証的な取組みを実施する。
東日本大震災・原子力災害により全町避難が続いていた双葉町は、令和4年8月に同駅周辺が避難指示解除されたものの、町内居住者は180名程度(震災前の約2%)に留まっているという。
4者のうち、UR都市機構は、原子力災害被災地域での復興まちづくり支援を行っており、同町との「双葉町の復興まちづくり推進に関する連携協力協定書」(令和4年9月6日付)に基づき、地域活動の担い手不足や地域コミュニティの希薄化といった地域課題解決に取り組んできた。
具体的には、コトラボ、一般社団法人ふたばプロジェクトと共同で「ちいさな一歩プロジェクト」を通じ、地域の賑わいづくりや交流促進、地域プレイヤーの発掘・関係づくり、まちづくり機運の醸成等を進めてきたとしている。
コトラボは今回、事業主体として地域活動拠点「FUTAHOME」を開設、カフェ・チャレンジスペース等の運営を通じた小商いのスタートアップ支援、コワーキングスペースの運営を通じ、ビジネスのスタートアップ支援を開始する。
また、東北大学と福島大学は「福島浜通り地域における復興・再生まちづくり研究(福島国際研究教育機構委託事業)」の現地研究スペースを「FUTAHOME」に設置し、研究・実装化と人材育成を開始するという。