【ニュース】 流通、客室や共用部全てをユニバーサルデザインで設計した「HOTEL星取テラスせきがね」を4月26日に開業 鳥取県倉吉市
2025.02.04
運輸・旅行事業などを手掛ける流通株式会社(鳥取県倉吉市、江原剛代表)は、「HOTEL星取テラスせきがね」(鳥取県倉吉市)を
2025年4月26日に開業する。
同施設は1968年、「国民宿舎関金荘」として開業。
その後、倉吉市から施設を無償譲渡された県外の事業者が「グリーンスコーレせきがね」としてオープンしたが、コロナ禍も重なり
2020年3月に閉館。
2022年8月、同市による「せきがね再生プロジェクト」で同社を代表とする企業体が選定され、新たに「HOTEL星取テラスせきがね」として開業準備を進めてきたという。
同施設のコンセプトは「星ふるまちのやさしい宿」。
今回新設する北館は、客室やロビー、大浴場、サウナ等の共用部全てをユニバーサルデザインとし、全ての宿泊客が利用しやすい設計とした。
特に、関金温泉の源泉を使用した浴室は、バリアフリーとしただけでなく、専用の車椅子での入浴が可能で、移動や入浴等の介助が必要な人にも「旅行をあきらめさせない」やさしい宿となっている。
また、スタッフ全員がユニバーサルマナーも学んでおり、ハード・ソフトの両面であらゆる宿泊客を快適に迎えるという。
併せて、専用&共有ドッグランや愛犬用アメニティも設置したワンちゃん泊ルーム(大型犬にも対応)も用意するとしている。
食事は、「現代の名工」に認定された岩本栄二総料理長が地元食材でつくる会席料理を提供。
特にニンジンやサツマイモなどで作る彫刻細工「むきもの」は料理を彩る芸術だという。
「HOTEL星取テラスせきがね」の所在地は鳥取県倉吉市関金町関金宿1397-3。
開業日は2025年4月26日(北館のみ、。南館は2025年7月以降開業予定)。
総部屋数は30室。