【ニュース】 七保とリノべる、山梨県の旧職員宿舎4棟を利活用した子育て世帯向け賃貸マンション「OTOWA BASE」の入居を開始 山梨県甲府市
2025.01.30
建築資材の販売などを手掛ける株式会社七保(山梨県甲府市、天野睦夫社長)と、リノベーションプラットフォームを運営するリノべる株式会社(東京都港区、山下智弘代表)は、山梨県の旧職員宿舎4棟を利活用した子育て世帯向け賃貸マンション「OTOWA BASE(オトワベース)」(山梨県甲府市)を2024年12月に竣工、
2025年1月より入居を開始する。
同プロジェクトは、山梨県の公的不動産の利活用事業。
人口減少対策として2023年度に実施された「音羽職員宿舎(土地・建物)売却に係る公募型プロポーザル」で両社が共同で企画提案を実施、七保が売却事業者として選定されスタートした。
七保と関連会社のリ・スタイルが事業主となり土地・建物を取得、リノベーションを行い、貸主として賃貸事業を行う。
リノベるは、事業企画提案、リノベーションの設計・施工、運営マッチングを担当した。
同プロジェクトのコンセプトは「アクティビティべースー里山新都心ー」。
「甲府」駅を中心とした市街地と北部に連なる八ヶ岳・大自然の中間地点という立地特性を活かし、子育て世帯の子育て拠点、移住者や二拠点居住者の山梨体感拠点、入居者・地域住民が体験を通じて交流する交流拠点となることを目指し、リノベーションを計画したという。
約5000㎡の敷地面積、住宅棟全4棟44戸と集会所・倉庫付きという既存建物の規模や特徴を活かし、多彩なコミュニティスペースを計画。
もともと住戸だった1室を「みんなの部屋」として、シェアキッチンやシェアリビング、図書コーナーを備えた共用スペースに改修した。
「みんなの部屋」の外部には縁側的なウッドデッキを設け、新設したイベント広場と接続、一体的に使えるようにしたという。
また、集会所だった別棟は「コミュニティラウンジ」へ改修、ワークスペースや自主学習、セミナー等の利用を想定したスペースとした。
倉庫の一部は、「アクティビティ・ボックス」として、入居者がレンタル可能な各種アウトドア用品(キャンプ用具など)を保管する。
「OTOWA BASE」の所在地は山梨県甲府市音羽町4、交通はJR中央線「甲府」駅より徒歩38分(車10分)、山梨交通路線バス「湯村ショッピングセンター」停留所より徒歩6分。
敷地面積は4,912.66㎡。
総戸数は44戸。
専有面積は65.4㎡、間取りは2LDK。
共用部はみんなの部屋・イベント広場・コミュニティラウンジ・アクティビティボックス(アウトドアグッズ等レンタル)。