【ニュース】 グローバル・ロジスティック・プロパティーズ、総社市で大型の先進的物流施設「GLP岡山総社Ⅱ」を開発、竣工予定は2015年10月 岡山県総社市
2014.10.31
グローバル・ロジスティック・プロパティーズの日本法人、グローバル・ロジスティック・プロパティーズ株式会社(東京都港区、帖佐義之社長)はこのほど、約7万8,100㎡のマルチテナント型物流施設「GLP岡山総社Ⅱ」(岡山県総社市)の開発に着手したと発表した。
建築主は両備ホールディングス株式会社(岡山市北区、松田久社長)。
同施設は、強固な地盤、最新鋭の免震構造や断熱材の採用など、数々の事業継続性を確保する特徴を備えた、5階建てのマルチテナント型物流施設。
着工予定は2014年11月、竣工予定は2015年10月。
総開発コストは約96億円(1米ドル= 108.98円で約8,800万米ドル)を見込む。
同施設の開発は、同社とCPPIB(カナダの公的年金運用機関であるカナダ・ペンション・プラン・インベストメント・ボード)が2011年8月に50%対50%で立ち上げた合弁事業「GLPジャパン・デベロップメント・ベンチャー」による12番目のプロジェクトとして実施する。
開発用地は、岡山自動車道「岡山総社IC」至近の「GLP岡山総社Ⅰ」隣接地で、「GLP岡山総社Ⅰ」と「GLP岡山総社Ⅱ」の合計延床面積は約15万6,000㎡。
いずれも、両備ホールディングスが運営する「岡山総社IC流通センター」内の立地となる。
総社市は、大阪府と広島県の間にあり、災害のリスクが低いため、2011年3月の東日本大震災以来、事業継続性を重要視する多くの企業から注目されているエリア。
西日本への広域配送の拠点に最適な立地だという。
なお、隣接する「GLP岡山総社Ⅰ」では、同社と株式会社日立物流が7,000㎡の賃貸借契約を締結。
日立物流は、西日本へのハブ物流拠点として施設を利用する。
「GLP岡山総社Ⅰ」を含め、同社が中国地方で運営中の5物件の平均稼働率は、94%を超えているという。
「GLP岡山総社Ⅱ」の所在地は岡山県総社市。
敷地面積は約3万3,100㎡、延床面積は約7万8,100㎡、賃貸可能面積は約6万3,300㎡。
着工予定は2014年11月、竣工予定は2015年10月。