【ニュース】 野村不動産など、埼玉大学の学生を中心とした、地域住民のシビックプライド醸成に向けた産学民連携プログラムが完了 埼玉県さいたま市
2024.12.24
国立大学法人埼玉大学(さいたま市桜区、坂井貴文学長)・特定非営利活動法人ブランディングポート(東京都豊島区、安藤奏代表理事)・野村不動産株式会社(東京都新宿区、松尾大作社長)の3者はこのほど、同大学の学生を中心とした、地域住民のシビックプライド醸成に向けた産学民連携プログラムが完了したと発表した。
野村不動産では、これまでに様々な街づくりに携わった経験から、地域力の維持、持続可能な街づくりには良好な地域コミュニティを維持・形成していくことが重要と考え、エリアマネジメント活動を推進している。
一方ブランディングポートは、同大学キャリアセンターと「キャリア教育に資するインターンシップ連携協定」を締結、長期実践型インターンシッププログラム「B-CAMP(ビーキャンプ)」を実施し、学生主導による埼玉県内のエリアマネジメントを通じたキャリア教育を展開してきたという。
3者は「人材育成と地域活性化の相互発展に関する合意書」を締結、「プラウドシティ武蔵浦和ステーションアリーナ」(さいたま市南区)3階の「マチノバ」で2024年8月より同プログラムを開始。
同プログラムでは、人材育成と地域活性化の相互発展への取り組みを実施、地域の学生にエリアマネジメント活動を体験してもらい、自身のキャリア自律に繋げることを目的としたプログラムを展開した。
同大学の学生4名が、野村不動産のエリアマネジメントの取組「Be ACTO(ビーアクト)武蔵浦和」にエリアマネジメント活動の運営スタッフとして加わり、大学生主導で課題や利用者を分析の上、広報施策立案や地域交流イベントの企画実行や、武蔵浦和地域の「シビックプライド醸成」を目指したという。
参加学生に対しては、Be ACTOの運営を担っている一般社団法人ACTO武蔵浦和と「ブランディングポート」がサポートを行い、様々な働き方・生き方を実践する社会人やプロボノが関わることで、学生の成長を支援した。
3者は今後も継続的に「マチノバ」をフィールドとした同プログラムを実施していく予定としている。