【ニュース】 JR九州、JR九州高速船の船舶事業撤退を決議 福岡県福岡市

2024.12.24
九州旅客鉄道株式会社(福岡市博多区、古宮洋二社長)は、2024年12月23日開催の取締役会で同社連結子会社のJR九州高速船株式会社(福岡市博多区、大羽健司社長)の船舶事業撤退を決議した。

JR九州とJR九州高速船は、クイーンビートルの運航再開に向け、高速船の安全管理体制を見直し、船体のハード対策を検討していたが、外部専門家の意見も踏まえ、ハード対策を施しても船体へのクラック発生リスクを完全に払拭することができず、運航再開のための確実な安全が担保できないと判断。
その上で、今後の継続的な事業運営等を総合的に勘案した結果、
JR九州高速船の船舶事業からの撤退を決定したとしている。

今後、船舶事業に関わる事業の届出等については、関係機関等との調整が完了次第、廃止となる予定。
また、その後の捜査の対応等が全て完了後に、会社は清算する予定としている。