【ニュース】 三菱地所など、推進中の「仙台市泉区役所建替事業」のうち、泉区役所新庁舎の新築工事着工に向け起工式を実施 宮城県仙台市

2024.12.20
三菱地所株式会社(東京都千代田区、中島篤社長)は、推進中の「仙台市泉区役所建替事業」(仙台市泉区)のうち、泉区役所新庁舎の新築工事着工に向け、2024年12月19日に起工式を実施した。
着工は2025年1月6日、竣工は2026年10月末の予定。

同事業は、竣工から40年以上を経過する泉区役所について、敷地の有効活用による財政負担の軽減や泉中央地区の活性化等を図るため、民間活力を導入し、建替え等を実施するもの。
仙台市が事業者を公募、2022年2月に三菱地所を代表企業とする仙台市泉中央駅前まちづくり推進コンソーシアムが事業者として選定されている。

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新庁舎では、民間事業者によって設計・建設した建物を、竣工後に仙台市が買取る「施設買取方式」を採用。
同社は今回、同市と新庁舎売買の合意に至ったことから、2025年1月より新庁舎新築工事に着手する。
竣工後は、既存庁舎の解体工事や区民広場・駐車場等の整備を行い、2029年度に街区全体の竣工を迎える予定。

また、庁舎の建替えに合わせ、民間事業者が区役所敷地の一部を仙台市より取得の上、2棟の民間施設を開発する。
同社は、そのうち1棟の開発を担う予定だという。

「仙台市泉区役所建替事業」の所在地は仙台市泉区泉中央2丁目1-1、交通は仙台市地下鉄南北線「泉中央」駅直結。
敷地面積は1万9,706.69㎡(民間施設用地を除く)、延床面積は1万5,547.48㎡。
構造・規模は地上S造・地下RC造、地下2階・地上6階建(免震層、屋上を含む)。
着工は2025年1月6日、竣工は2026年10月末(予定)、街区全体竣工は2029年度中(予定)。