【ニュース】 NTT都市開発、同社が街づくりを進める神田駅西口エリアで新たな賑わい拠点「神田多壱小路」を開業 東京都千代田区
2024.12.20
NTT都市開発株式会社(東京都千代田区、池田康社長)はこのほど、同社が街づくりを進める神田駅西口エリアで、新たな賑わい拠点「神田多壱小路(かんだたいちこうじ)」(東京都千代田区)を開業した。
同物件はJR山手線・京浜東北線「神田」駅より徒歩2分、飲食店が立ち並ぶ路地空間が広がるエリアに位置。
地域のイベントが行われる際に開放できる約130㎡の広場、東西方向をつなぎ回遊性を向上させる路地、神田の歴史を継承する秋田県産の杉を使用した2棟の店舗棟で構成する。
神田駅西口エリアの賑わい創出と、地域の人々のコミュニティ形成に貢献するという。
同エリアこれまで、まとまった広場空間がなかったため、地域のイベントは道路で開催されてきたが、同物件で整備した約130㎡の広場を地域に開放することで、様々なイベントの開催が可能となった。
同物件の開業に先立ち、2024年10月に開催された千代田区の「地域主導のウォーカブルな活動(プレイスメイキング等の実証実験)」で採択された神田駅西口商店街振興組合主催の「つながる神田」イベントでは、同エリアが活用され、こどもの遊び場、利き酒会、ミニオープンシアターなどに多くの人々が訪れまたという。
また、店舗棟の外壁には秋田杉を使用、館銘板や内装の一部には千代田区の姉妹都市となっている秋田県五城目町産の杉を使用した。
なお同物件の近くには、秋田佐竹藩とゆかりがある「佐竹稲荷神社」がある。
「神田多壱小路(かんだたいちこうじ)」の所在地は東京都千代田区内神田3丁目17番9、交通はJR山手線・京浜東北線「神田」駅西口より徒歩2分、東京メトロ銀座線「神田」駅出口1より徒歩2分。
敷地面積は535.62㎡、延床面積は198.76㎡(99.38㎡×2棟)。
構造・規模は木造亜鉛メッキ鋼板ぶき・2階建。
竣工は2024年10月11日。