【ニュース】 東急不動産とニセコ東急リゾート、寄宿舎「NATURE NISEKO HIRAFU」の供用を開始、冬季ニセコの雇用就業者住宅不足解決に寄与 北海道倶知安町
2024.12.17
東急不動産株式会社(東京都渋谷区、星野浩明社長)とニセコ東急リゾート株式会社(北海道倶知安町、平子雄一社長)は2024年12月15日、地域課題の解決に資する取組みとして、寄宿舎「NATURE NISEKO HIRAFU(ナテュールニセコヒラフ)」(北海道倶知安町)の供用を開始した。
ニセコは、世界各国から「JAPOW(Japan+Powder+Snow の造語)」を求めるスキーヤー・スノーボーダーが訪れ、国際的なマウンテンリゾートとなっているエリア。
一方で近年、インバウンド需要の回復に伴い、高まる観光需要に対し働き手となる人材の不足や、働き手のための住宅不足、街中とリゾートエリアの往来増加による交通渋滞など、様々な課題が発生しているという。
こうした中、東急不動産は2022年10月に同町と包括連携協定を締結。
官民連携による地域課題の解決を目指す取組みを推進するなど、ニセコ東急グラン・ヒラフの運営を中心に、長年にわたりスキー場事業者としてエリアの発展に貢献してきたという。
今回供用を開始した同寄宿舎は、主にひらふエリアでの冬季の就業者雇用施設として、市街地やひらふエリアの住宅不足緩和を目的に整備したもの。
冬季就業者だけでなく夏季就業者にも提供することで、地元事業者や建設業者等の雇用確保にも寄与するとしている。
また、ひらふエリアに整備することで、市街地とひらふエリア間の交通量削減により、交通渋滞の緩和や環境負荷軽減も期待できるという。
「NATURE NISEKO HIRAFU」の所在地は北海道虻田郡倶知安町ニセコひらふ四条三丁目111番1。
延床面積は2,050㎡。
構造・規模は木造・2階建。
住戸は110戸(11.8㎡~12.3㎡×100戸、24.1㎡~24.6㎡×10戸)。
付帯施設は共用リビングキッチン、洗濯乾燥室、無人コンビニ他。