【ニュース】 旭化成不動産レジデンス、ライナフが提供する「スマート置き配」を賃貸管理物件に導入 東京都千代田区

2024.12.02
旭化成不動産レジデンス株式会社(東京都千代田区、高橋謙治社長)はこのほど、株式会社ライナフ(東京都文京区、滝沢潔代表)が提供する「スマート置き配」を賃貸管理物件に導入した。

旭化成不動産レジデンスでは、2024年12月末までにオートロック付きの賃貸マンション900棟(1万3,000戸)で同サービスの導入を予定しており、今後も拡大導入するという。
同サービスを導入することにより、入居者の利便性向上を図るほか、再配達削減に取り組むことで持続可能な物流を支援、物流業界の労働環境改善や配送効率化にも貢献するとしている。

近年、EC市場の成長に伴い、賃貸物件に届く荷物の数は増加しているが、宅配ボックスだけでは受け取りが難しくなってきていることから、旭化成不動産レジデンスでは今回、「置き配」など受け取り方法の選択肢を増やすことで、賃貸マンション内で発生する再配達の削減を目指す。
同時に、重量のある荷物の玄関前受け取りを可能にするなど、利便性の向上も図るとしている。

「スマート置き配」の設置対象は旭化成不動産レジデンスが管理する物件のオートロックマンション(1棟10戸以上)。
ライナフの施工エリア拡大に合わせ、順次導入予定としている。
なお、オーナー・入居者は、設置費・維持費の負担は無いという。