【ニュース】 東急不動産と京浜急行電鉄、東京都市計画事業泉岳寺駅地区第二種市街地再開発事業で特定施設建築物を新築着工 東京都港区
2024.11.29
東急不動産株式会社(東京都渋谷区、星野浩明代表)と京浜急行電鉄株式会社(横浜市西区、川俣幸宏社長)が構成するコンソーシアムは、東京都が施行者として進めている「東京都市計画事業泉岳寺駅地区第二種市街地再開発事業」(東京都港区)で、2024年11月1日に特定施設建築物を新築着工した。
両社は2021年6月2日より同事業に特定建築者として参画していたという。
同計画建物と直結する「泉岳寺」駅は、羽田空港にアクセスする京急線と、都心部や成田空港にアクセスする都営浅草線との接続駅。
周辺ではリニア中央新幹線の開業が予定されているほか、JR東日本の品川車両基地跡地などでも国際交流拠点としての整備が進んでいることから、同駅の利用者はさらに増加するものと見込まれている。
同計画建物は、こうした広域的・根幹的な都市施設となっている鉄道施設や幹線道路などの都市基盤と一体的なまちづくりを進めるというもの。
同駅コンコースへの接続による駅機能強化や、JR山手線「高輪ゲートウェイ」駅・「品川」駅とのデッキ接続、オープンスペースや歩行者ネットワークの形成等により、3つの駅と地域がつながる交通結節点としての機能を持つとしている。
「東京都市計画事業泉岳寺駅地区第二種市街地再開発事業」の計画地は東京都港区高輪2丁目81-1外。
敷地面積は約8,490㎡、延床面積は約11万2,300㎡。
構造・規模はRC造・SRC造・S造(制振構造)、地上30階・地下3階。
主要用途は住宅・事務所・店舗・地下鉄駅施設・子育て支援施設・駐車場等。
完成予定は2031年度。