【ニュース】 トリドールホールディングス、丸亀市の離島に研修施設「心の本店」を開設、従業員に「手づくりを極める体験」を提供 香川県丸亀市
2024.11.29
飲食チェーンを展開する株式会社トリドールホールディングス(東京都渋谷区、粟田貴也社長)は2024年11月27日、丸亀市の離島「讃岐広島」に研修施設「心の本店」を開設、オープニングセレモニーを開催した。
同施設は、讃岐の原風景の中、従業員に「手づくりを極める体験」を提供するもの。
同社は2022年に同市(松永恭二市長)と地域活性化包括連携協定を締結、「共創型地方創生」をテーマに、産業・観光・芸術文化・離島振興など様々な分野で活動に取り組んでいるという。
同施設内では、同社グループの主力業態となっている讃岐うどん専門店「丸亀製麺」の原風景である讃岐の地で、従業員がうどんの原材料となる小麦を自ら栽培、瀬戸内海の海水を使用し、塩を一から手づくりする。
生産者への感謝や食材への想いを深め、「食の感動」に磨きをかけるという。
オープニングセレモニーでは、松永恭二市長や島民の人々を招き、テープカットや同施設で手づくりしたうどんの振る舞いなどを実施した。
今後は、「丸亀製麺」を中心に同社グループ従業員の研修施設として活用するほか、島民の人々や観光客とのコミュニケーションハブとなる施設づくりを目指すとしている。