【ニュース】 JR東海とさかさま不動産、「駅の空きスペース」を活かした地域活性化の実証実験を多治見駅前広場で実施 岐阜県多治見市

2024.11.15
東海旅客鉄道株式会社(名古屋市中村区、丹羽俊介社長)は、株式会社On-Co(三重県桑名市、水谷岳史代表)が運営する不動産マッチングサービス「さかさま不動産」と連携し、駅の空きスペースの効果的な使い方や、事業者・地域のニーズを探り、駅を起点としたまちのにぎわい創りを共に考える実証実験を2024年11月24日より実施する。

JR東海では、地域の人々と連携し、駅の空きスペースを活用したにぎわい創出に取り組んできた。
一方、「さかさま不動産」は、空き家で挑戦したい夢を持つ人と、その夢を応援したい貸主のマッチングを通じ、地域の活性化を実現してきたという。

今回の実証実験では、「さかさマルシェ@多治見」を11月24日11時~16時にJR中央本線・太多線「多治見」駅南駅前広場(岐阜県多治見市)で実施。
「さかさま不動産」では、同市の商店街で空き家のマッチングを成立させていることから、今回、このまちの賑わいをマルシェという形で同駅に遷移、地域住民や同駅利用客と、商店街の事業者や空き家を活用して挑戦をしたい人との新たな交流や出会いを生み出すとしている。
主催は多治見さかさマルシェ実行委員会(JR東海・さかさま不動産・たじみDMO)。
出店者は、「さかさま不動産多治見支局」を運営する「たじみDMO」(岐阜県多治見市)を中心に検討・選定するという。

今後は、JR東海管内の駅へのポスター掲示(2024年11月以降順次)、JR各線「名古屋」駅(名古屋市中村区)での検証報告イベント開催(2025年5月)などを予定している。