【ニュース】 ジェクトワン、蕨市・蕨商工会議所・埼玉りそな銀行と「空き店舗等の有効活用等の促進に関する協定」を締結 埼玉県蕨市

2024.11.15
不動産の開発事業・リノベーション事業や空き家事業「アキサポ」などを手掛ける株式会社ジェクトワン(東京都渋谷区、大河幹男代表)は2024年11月14日、蕨市(賴髙英雄市長)・蕨商工会議所(埼玉県蕨市、牛窪啓会頭)・株式会社埼玉りそな銀行(さいたま市浦和区、福岡聡社長)と「空き店舗等の有効活用等の促進に関する協定」を締結した。

同協定は、同市内の商店街を中心に空き店舗等を活用することで、同市の経済活性化を目指すというもの。
ジェクトワンが培ってきた空き家活用スキームを利用し、同市・同商工会議所・同銀行がもつ空き店舗や所有者・利用者の情報をジェクトワンも含めて共有することで、空き店舗等の有効活用の取り組みを加速するという。

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具体的には、同市と同商工会議所が中心となり、所有者や利用者等の情報を収集すると同時に、同市はセミナー等を開催し、普及啓発の役割も担う。
同銀行がもつ相談・支援のナレッジと、ジェクトワンがもつ空き家活用の知見とノウハウを活用することで、空き店舗所有者と利用者をマッチングさせるという。
ジェクトワンが展開する「アキサポ」が間に入ることで、リノベーション工事・建物管理もスムーズに行うことができるとしている。

同市は、商業店舗の後継者不足により、閉店・廃業する店舗が生じていること、時間の経過と共に空き店舗が戸建て住宅へと変わる傾向が高く、商店の連続性が失われていることを課題としていた。
こうした中、同市では中心市街地活性化プランを策定、同商工会議所とともに各種事業を遂行してきたが、今回、様々な自治体・民間企業と連携し、地域の空き家対策支援に取り組んでいる同銀行、空き家解決サービス「アキサポ」を展開するジェクトワンと協定を結ぶ運びになったとしている。