【ニュース】 宇七工務店、建材ロス問題の解消を目指し、新品廃材のみを使用した「お札立て」の受注生産を11月14日より開始 秋田県由利本荘市

2024.11.07
新築住宅やリフォーム工事などを手掛ける株式会社宇七工務店(秋田県由利本荘市、佐藤巧代表)は、建材ロス問題の解消を目指し、新品廃材のみを使用した「お札立て」の受注生産を2024年11月
14日より開始する。

建材ロスとは、建築資材が新品のまま使用されずに廃棄されてしまうこと。
発注によって現場に用意されたにも関わらず、実際には工事に使用されず余ってしまった木材やタイル・壁紙・断熱材などがこれに当たる。

11071000

建材ロスが生じる背景には、工事現場で作業ミスなど不測の事態に備え、建材を必要量より1.2~2倍弱ほど多く発注することが挙げられるが、工事が順調に進み、余った建材は保管や再資源化のコストよりも廃棄処分の方が安く済むため、新品でも捨てられる場合が多いという。

今回受注を開始する同製品では、現場などから排出された節のない未使用の秋田杉産の無垢材を使用する。
甲・乙・丙シリーズに加え、最上級のプレミアムシリーズも設定した。

「社づくり風お札立て」甲シリーズ(曲線切り妻屋根・鳥居付き)のサイズは高さ68cm・横幅76cm・奥行き70cm、重さ約18kg。
税抜価格は48万円。
製作日数は約2週間。

「社づくり風お札立て」プレミアムシリーズ(入り母屋屋根)のサイズは高さ90cm・横幅115cm・奥行き82cm、重さ約30kg。
税抜き価格は約63万円。
製作日数は約3週間。