【ニュース】 東京メトロ、有楽町線「豊洲」~「住吉」間と南北線「品川」~「白金高輪」間の延伸工事に着手 東京都江東区
2024.11.06
東京地下鉄株式会社(東京都台東区、山村明義社長)は、東京都より2024年6月17日付けで有楽町線延伸(「豊洲」~「住吉」間)と南北線延伸(「品川」~「白金高輪」間)の都市計画決定が告示されたことに伴い、11月5日より工事に着手した。
両路線の延伸とその事業運営は、同社の未来への成長戦略だという。
2030年代半ばの開業を目指し、地下鉄ネットワークの強化を通じ
、臨海部・都心部へのアクセス利便性の向上や沿線まちづくりへの寄与、東京圏の国際競争力の強化に貢献するとともに、新たな鉄道需要を開拓するとしている。
有楽町線の延伸概要は、営業キロ数が4.8km、経由地は「豊洲」~「東陽町」~「住吉」、開業予定は2030年代半ば、総建設費は2,690億円。
これにより、「豊洲」~「住吉」間は現在の約20分から9分に短縮されるほか、東西線の混雑緩和にも寄与するとしている。
南北線の延伸概要は、営業キロ数が2.5km、経由地は「品川」~「白銀高輪」、開業予定は2030年代半ば、総建設費は1,310億円。
これにより、「品川」~「六本木一丁目」間は現在の約19分から9分に短縮されるほか、六本木・赤坂等の都心エリアとリニア中央新幹線の始発駅となる「品川」駅とのアクセスが向上するとしている。