【ニュース】 相鉄グループ、「横浜駅西口大改造構想」を発表、横浜駅西口周辺の大規模な再開発の本格検討に着手 神奈川県横浜市
2024.09.12
相鉄グループの相鉄ホールディングス株式会社(横浜市西区、滝澤秀之社長)と株式会社相鉄アーバンクリエイツ(横浜市西区、左藤誠社長)は2024年9月11日、「横浜駅西口大改造構想」を発表、各線「横浜」駅(横浜市西区)西口周辺の大規模な再開発の本格検討に着手する。
同駅西口は、終戦後の1952年に相鉄グループが土地を取得し、本格的な開発が始まった地域。
以降、相鉄グループは、1956年の髙島屋ストアと横浜名品街の開業を皮切りに、1973年に開業した同駅西口に広がる全国屈指の大規模商業施設「相鉄ジョイナス」、1988年に開業した「相鉄ムービル」、1998年に開業した「横浜ベイシェラトン ホテル&タワーズ」など、様々な施設を開発・開業し、同駅西口を日本でも有数の繁華街へと成長させてきたという。
相鉄グループでは今回、開発着手から既に70年余りが経過し、安全性や機能性の面からも新しい時代に合わせた都市の再開発の必要性が高まっていることから、同構想を発表。
上位計画「エキサイトよこはま22」を踏まえ、世界の人々から選ばれる国際競争力を持ったまちづくりを官民一体となって推進し、国際都市横浜の玄関口として、周辺地区と連携した新しい時代に相応しい、魅力的なまちづくりを目指す。
同駅西口の将来像をわかりやすく発信するため、現在の同駅西口の魅力に「Wellーbeing=豊かさ」をプラスした「Well-Crossing」というコンセプトを標ぼうしてまちづくりを進めるという。
公共空間の整備では、「エキサイトよこはま22」での西口駅前空間のコンセプト「HUMAN ENERGY CORE(ヒューマンエナジーコア)」を踏まえ、人が集いまちの回遊の拠点となる「ひとにやさしい空間」づくりを横浜市と連携して進める計画。
人が心地よく集い過ごせる駅前空間と、安全を確保したうえであらゆる人が利活用できる親水空間を創造すると共に、安全で歩きやすい歩行者優先のウォーカブルなまちづくりを目指す。
相鉄グループでは、同構想を2040年代に実現することを目指し、2020年代後半から相鉄ムービルの建て替え工事を開始する計画で
、今後、同構想の本格的な始動に向け、同市と連携し、地域の人々や関係者へのアプローチを積極化、検討を深度化していくとしている。