【ニュース】 東北芸術工科大学、「みちのおくの芸術祭 山形ビエンナーレ2024」を9月1日~16日に蔵王温泉エリアと同大学キャンパスの2会場で開催 山形県山形市

2024.08.28
東北芸術工科大学(山形県山形市、中山ダイスケ学長)は、「みちのおくの芸術祭 山形ビエンナーレ2024」を2024年9月1日~16日に蔵王温泉エリア(山形県山形市)と同大学キャンパス(山形県山形市)の2会場で開催する。

今回で6回目の開催となる同芸術祭は、2020年より医師の稲葉俊郎氏を芸術監督として迎え、初めて蔵王温泉をメイン会場に開催。
西暦110年開湯といわれ、長きにわたり人びとの心身を癒し、いのちを育む場所としてその歴史を刻んできた蔵王温泉から大きなインスピレーションを得て、4つのプロジェクトを展開するという。

蔵王温泉エリアの展覧会では、「未明」「朝」「昼」「夜」をキーワードとする展示を屋内6ヶ所で開催する一方、歌人・斎藤茂吉の歌碑をめぐるルート「蔵王文学のみち」にならい、「蔵王うたのみち」と題する屋外での短歌・詩・歌の展示も展開する。

「鴫の谷地沼(しぎのやちぬま)」会場では、蔵王の自然を舞台に音楽ライブ、野外インスタレーション、オーガニック食材でつくる料理やスイーツ、山で採取した植物でお茶の可能性を探る実験的なカフェ、1day温泉リトリート、眠りのスペースなど、五感を呼び覚ます体験型アートイベントを展開。

西蔵王山麓の同大学キャンパスでは、民俗・博物資料と現代アート作品を展示する。

また、一部プログラムでは、令和6年度文化庁「大学における文化芸術推進事業:温泉地を舞台にした持続可能なアート&ウェルビーイング人材育成プログラム」で実施し、今年6月から展開してきた社会人講座の成果を披露するという。

「みちのおくの芸術祭 山形ビエンナーレ2024」の会期は2024年9月1日~16日。
会場は蔵王温泉エリア、東北芸術工科大学。
参加料は無料(一部有料プログラムを予定)。
土日祝日には2会場間をシャトルバスを運行する。