【ニュース】 CSV開発機構、弘前市・千葉商科大学との共催により、「CSV大学in弘前 公開シンポジウム『人づくりから考える地方創生』」を弘前文化センターで11月25日に開催 青森県弘前市

2014.10.22
一般社団法人CSV開発機構(赤池学理事長)は、弘前市(葛西憲之市長)・千葉商科大学(島田晴雄学長)との共催により、「CSV大学in弘前 公開シンポジウム『人づくりから考える地方創生』」を、11月25日に弘前文化センター(青森県弘前市)で開催する。
CSVとは、Creating Shared Valueの略。
社会課題の解決を企業本来のビジネスとして推進することで、企業益と社会益を両立させようという経営戦略を意味する。
2011年米国のマイケル・ポーター教授らが提唱して以来、各国で注目を集めているという。
弘前市は、一般社団法人CSV開発機構と千葉商科大学と共同で、産官学連携による地域おこしの取り組み「CSV大学 in 弘前」を2013年度より展開している。


同シンポジウムは、産官学連携による魅力的な都市づくりに早くから取り組んできた弘前市が、地方を取り巻く諸問題の解決にCSVの考え方を導入し、様々な地域や業種の参加による気付きや交流の場を設けるCSV事業の一環として主催するもの。
同機構がCSV概念の理解と啓発のために企画・提案を行い、「CSV大学 in 弘前」に参画し8月に弘前市でフィールドワークを実践した千葉商科大学とともに開催する。
当日は、葛西憲之弘前市長挨拶、島田晴雄千葉商科大学学長による基調講演、その後、東京および弘前の産官学を代表するパネリストによる「地域資源を活かしたひとづくり、ことづくり」と題したパネルディスカッションを行う。
パネルディスカッションのモデレーターは赤池学一般社団法人CSV開発機構理事長。
パネリストは、葛西憲之弘前市長、島田晴雄千葉商科大学学長、森樹男弘前大学人文学部教授、櫛引利貞カネショウ株式会社社長、長谷部直人東京書籍株式会社ICT事業本部事業開発部長。
同シンポジウムの考え方は、強くしなやかな国・地域づくりを目指す「国土強靭化・地域強靭化」と、地域がそれぞれの特徴を活かし自律的で持続的な社会の創生を目指す「地域創成」。
インフラの整備など、ハード面の議論がとかく先行しがちだが、それらを支えるのはすべて「ひと」であり、ひとづくりこそが地域の強靭化、豊かな地域を創生するための基礎だとしている。
開催日時は11月25日の15時~17時30分(14時30分受付開始)。開催場所は弘前文化センター(弘前市下白銀町19-4)。
入場無料(要事前申し込み、弘前市担当者宛て電話またはFAX申込み)。
主催は弘前市、一般社団法人CSV開発機構。共催は千葉商科大学。