【ニュース】 石楽など、伊香保温泉 石段街の中心に位置する築100年超の木造4階建をリノベーションし複合施設として整備、テナント募集の内覧会を7月25日より実施 群馬県渋川市
2024.07.19
石楽株式会社(群馬県前橋市、岡嘉紀代表)は、伊香保温泉 石段街(群馬県渋川市)の中心にある築100年超の木造4階建(店舗)をリノベーションし、複合施設として整備、耐震工事などを行った上で店舗区画を公表、テナントを募集するための内覧会を2024年7月25日より実施する。
石楽は、ぐんま地域共創パートナーズ株式会社(群馬銀行の100%出資子会社)が運営するファンド、地域事業者の株式会社千明仁泉亭・株式会社大澤屋・有限会社伊香保おかめ堂本舗が共同して設立した、伊香保温泉の観光まちづくり会社。
今回の内覧会の対象となる「旧市川旅館」は、伊香保温泉のシンボルとなっている365段の石段街の166段目に位置。
166段目は石段街でも広い踊り場のようになっており、地域のイベントの際に大道芸が行われるなど、石段街の中心になっているという。
同建物は建築年月日が不詳だが、専門家の調査によると推定100年超とされている。
旅館としての営業は約40年前に休止、所有者が大切に管理をしてきた。
石段街の中心に空き店舗があることが地域の課題となっていた中、約2年前に所有者からの相談を受け、地域の関係者が観光まちづくり会社「石楽」を設立した上で承継したという。
対象となる建物は、飲食店や雑貨店、体験コンテンツなどで構成するセンターハウスのような施設にする計画で、同施設により、伊香保温泉を訪れる人は石段街をより楽しめるようになるとしている。
現在、専門家により、耐震補強のための壁などを設置しており、区画が確定する時期にテナント候補となる事業者向けの内覧会を実施する予定。
石楽の設立に参画した関係者の店舗を決めた上で工事を開始しており、今回、募集するのは、区画D・E(区画Eは複数のテナントでの活用も可能)。
内覧会の開催日時は第1回が2024年7月25日・26日の11時~15時
、第2回が2024年8月1日・2日の11時~15時。
対象者は同施設への出店意向のある事業者。
対象建物は旧市川旅館(群馬県渋川市、伊香保温泉石段街166段目)。
申込方法は公式InstagramよりDMで事前連絡の上、現地に直接来場。