【ニュース】 UR都市機構、「働くママに聞く子育てと仕事の両立に関する調査」を実施、「小1の壁」に非常に不安を感じる層は近居者44%・非近居者66% 神奈川県横浜市
2016.03.22
独立行政法人都市再生機構(UR都市機構、横浜市中区、上西郁夫理事長)はこのほど、新学期や4月19日の「みんなの保育の日」(一般社団法人日本記念日協会より)を前に、「働くママに聞く子育てと仕事の両立に関する調査」の結果を発表した。
今回の調査は、親世帯の近くに住む「近居」が、働く母親の子育てと仕事の両立の一助となっているかを確認するのが狙い。
親と近居している人・近居していない人それぞれの暮らしの実態や課題を調査した。
同調査結果によると、働くママの子育てと仕事の両立における課題や悩みの1位は「疲れている時に子どもを怒ったり、感情的にしかってしまう」(83.5%)。
2位は「家事が十分に行き届かないこと」(78.6%)、3位は「子供と一緒に過ごす時間をつくること」(75.6%)となった。
今後も勤務時間を減らさずに働き続けたいとしている働くママは、全体で70.4%、小4~小6の子どもを持ち近居しているママでは78.0%となった。
働くママの61.4%が夫の家事サポートを期待、しかしパパの実践は
39.7%にとどまった。
また、「小1の壁」については、次年度小学校に入学する子を持ち、親と近居していない働くママの66.0%が「非常に不安を感じている」と回答した(近居している働くママは同44.0%)。
調査対象は、親世帯と自動車や電車等で1時間以内の距離に近居しており、3歳から小学校6年生までのいずれかの子を長子に持つ、全国の25~49歳の有職女性450名。
親世帯と自動車や電車等で1時間以内の距離に近居しておらず、3歳から小学校6年生までのいずれかの子を長子に持つ、全国の25~49歳の有職女性450名。
調査期間は平成27年12月21日~24日。
調査方法はマクロミル社によるインターネット調査。