【ニュース】 ホーチキと角田市、「災害時における指定緊急避難場所の利用に関する協定」を締結、水害時に同社宮城事業所の駐車場を一時利用 宮城県角田市

2024.06.06
総合防災メーカーのホーチキ株式会社(東京都品川区、細井元社長)と角田市(黑須貫市長)は2024年6月4日、「災害時における指定緊急避難場所の利用に関する協定」を締結した。

同協定は、水害時の地域住民の車両避難先として、同社宮城事業所(宮城県角田市、矢萩隆所長)の駐車場を一時利用するというもの。
同市は2019年、台風19号(東日本台風)により甚大な被害を受け
、記録的な豪雨が発生し、同事業所周辺は浸水(同事業所は被害なし)、農作物への影響も大きく、被害総額は過去最大の約73億円となっている。

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同事業所では、この経験を踏まえ、2020年7月に2mを超える防水壁を設置。
阿武隈川の氾濫に備えた車の避難先について、地域からの要請が高まる中、同事業所の活用に関する協議を進め、今回、同協定の締結に至ったとしている。

使用施設はホーチキ株式会社宮城事業所(宮城県角田市江尻字前原141番地1)。
使用範囲は駐車場。
収容台数は200台。