【ニュース】 三井不動産、物流施設「三井不動産ロジスティクスパーク仙台名取Ⅰ」を竣工、名取市と防災協定を締結 宮城県名取市
2024.05.27
三井不動産株式会社(東京都中央区、植田俊社長)は、物流施設「三井不動産ロジスティクスパーク仙台名取Ⅰ」(宮城県名取市)を2024年4月30日に竣工、5月23日に竣工式を実施した。
同施設は、東北圏初の三井不動産の物流施設事業。
「物流の2024年問題」の解決策のひとつとなる、東北6県と首都圏をつなぐ「中継輸送」のハブ拠点となる好立地に位置しているという。
同施設内には、休憩時にリフレッシュできるラウンジを2ヵ所に設置したほか、ラウンジでのWi-Fiの提供や24時間無人コンビニの導入、ドライバー休憩所などにより、快適で働きやすい環境を目指す。
共用部は、自然を内部に取り込みながら、働く人が気持ちをリセットできる居心地の良い空間づくりを目指し、エントランスホールには宮城で採掘される秋保石を使用、間接照明を使用し、柔らかい雰囲気を演出しているという。
なお同施設は、地域の防災力向上に貢献する緊急指定避難場所として整備、5月23日には同社と名取市(山田司郎市長)は防災協定締結式を実施した。
東日本大震災級の津波が発生した際にも、荷物や施設設備の浸水を防ぐため、建物床高さを想定浸水レベルよりも高い位置に設定し安全性を確保する等、BCP(事業継続計画)対応を充実させているとしている。
「三井不動産ロジスティクスパーク仙台名取Ⅰ」の所在地は宮城県名取市飯野坂字南沖74番1号。
敷地面積は2万60㎡、延床面積は4万5,072㎡。
規模・構造・規模はS造・地上4階建て。