【編集部取材】 ソラーレホテルズアンドリゾーツ、最上級ホテルブランド「HOTEL the M」の第1号店「HOTEL the M INNSOMNIA akasaka」を3月15日にオープン 東京都港区
2016.03.08
ソラーレホテルズアンドリゾーツ株式会社(東京都港区、井上理社長)は3月7日、最上級ホテルブランド「HOTEL the M」の第1号店となる
「HOTEL the M INNSOMNIA akasaka」(東京都港区)をメディア関係者などに公開した。
グランドオープンは3月15日。
同ホテルは、旧「ホテルアバンシェル赤坂」をリブランドし、新たなコンセプト「TWENTY FOUR(眠らないホテル)」で再生したもの。
日本有数の繁華街であり、ビジネスの主要な場でもる東京・赤坂という
「眠らない街」に集う人々に、「睡眠が主な施設機能ではないホテル」を提案する。
「INNSOMNIA」は、INN(ちいさなホテル)とINSOMNIA(眠れない人)という単語をアイロニカルに組み合わせたネーミングだという。
ホテル1階部分には、京都発のスペシャルティコーヒー「Unir(ウニー
ル)」が東京初出店。
同店は24時間営業で、ホテル宿泊者は淹れたてのコーヒーをいつでも好きなだけ無料で楽しむことができる。
また、同じく京都で生まれたブーランジュリ「Le Petit Mec(ル・プチメック)」のパンを採用。
京都本店から数種を取り寄せ、ホテル内で焼き上げる。
カフェの選定にあたっては、同ホテルのコンセプトを具現化するため、複数の候補を検討、豆の輸入から手掛ける「Unir」が選ばれたという。
店内は明るく開放的で、カフェとフロントの境界をあえて曖昧にした、通路のように細長い空間が印象的だ。
68室ある客室は34㎡~55㎡。
もともとマンションとして設計された居室のため、通常のホテルの客室よりも広く、キッチンスペースや収納など、長期滞在にも対応した間取りとなっている。
ベッドスペースとデスクスペース以外には、あえて何も置かない空間を設け、他のホテルには見られない「独特のゆとり」を確保した。
また、2階部分には3つのスペシャルルームを設置。
このうち、ミーティングルームと大画面ビジョン&サラウンドシステム完備したシアタールーム「ワーカホリック(Workaholic)」と、アイランドキッチンと基本的な調理器具を備えたキッチンスタジオ風施設「キッチンドランカー(Kitchen Drunker)」は宿泊客以外も利用可能とした。
一方、イタリア製フィットネスマシンブランド「テクノジム」のマシンやトレーニング器具を備えた「マッスルペイン(Muscle Pain)」のみ、宿泊客専用としている。
なお想定ターゲットは、東京在住で大人の時間を楽しみ、自分のライフスタイルを重視したい20~40代前半の男性としているが、インバウンド比率が6割~7割に達する見込みだという。
「HOTEL the M INNSOMNIA akasaka」の所在地は東京都港区赤坂2-14-14、交通は東京メトロ千代田線「赤坂」駅2番出口より徒歩2分、東京メトロ銀座線・南北線「溜池山王」駅10番出口より徒歩6分など。