2014.10.07
特定非営利活動法人安らぎ呼吸プロジェクト（理事長：本間生夫東京有明医療大学副学長・昭和大学名誉教授）は、同法人が普及を進める「呼吸筋ストレッチ体操」を10月12日「育児の日」に石巻市で披露する。
同法人は、東日本大震災で被災し、今も不安やストレスを抱える子どもたちの心を、呼吸生理学を応用したストレッチでケアしようと取り組んでいる団体。
もともと医療現場で開発された「呼吸筋ストレッチ体操」は、ゆっくりと呼吸をしながら、肩や首、背中、胸などを動かし、呼吸筋をストレッチする体操で、誰でも簡単にできるという。
呼吸生理学に基づいており、不安で激しくなる呼吸を和らげるのに有効であると同時に、呼吸を整えることで不安を減らすとしている。

当日は、セブン＆アイ・ホールディングスの協力により、「イトーヨーカ堂石巻あけぼの店」の正面入り口に特設会場を設け、無料イベントを開催する。
会場では、「呼吸筋ストレッチ体操」を音楽に合わせて行う「ラッタッタ呼吸体操」を企画・監修した同法人の本間生夫理事長が、分かりやすく呼吸とこころのメカニズムを解説。
合わせて、インストラクターがメロディーに合わせて体操方法を紹介、参加者も一緒に体操する。
同呼吸体操の大切さを頭で理解し、身体を動かして覚えてもらうことで、被災した子どもたちの心のケアにつなげたいとしている。
実施日時は10月12日の11時30分～と13時30分～（参加費無料、当日参加可）。
会場はイトーヨーカ堂石巻あけぼの店（宮城県石巻市あけぼの1-1-2）1階フードコート側正面入り口特設会場。