【ニュース】 郵船商事、農業ベンチャー・みらいと提携、敦賀市で植物工場事業を開始、2015年4月より出荷開始予定 福井県敦賀市

2014.10.06
郵船商事株式会社(東京都港区、宝納英紀社長)は、農業ベンチャーの株式会社みらい(東京都千代田区、嶋村茂治代表)と提携、敦賀市で1日1万株のレタスを生産する完全制御型人工光植物工場の建設に着手した。
2015年4月より出荷開始予定。
今回建設する同工場は、みらいがもつ生産技術を採り入れた工場としては国内最大級の規模となるもの。


植物工場で生産される野菜は、無農薬・高栄養価で、年間を通じ安定した品質で供給が可能。
さらに冷蔵庫内での長期保存も可能で、廃棄ロスが小さいなど、多くの長所をもつという。
みらいでは、植物工場と従来型水耕栽培装置の研究・開発、水耕栽培作物の製造と販売、農産物の卸売を手掛けている。
一方、郵船商事は、みらいの販売先に加え、クルーズ会社やフェリー会社への販売など、船舶向けにも、マーケットを積極的に開拓する予定。
工場の建設地は福井県敦賀市。
敷地面積は3,526㎡、工場建屋延面積は1,396㎡。
投資額は7億5,000万円。