【ニュース】 みなかみ町と日立システムズ、農業ICTによる地方創生モデルの共同推進で合意 群馬県みなかみ町

2016.03.01
みなかみ町(岸良昌町長)と株式会社日立システムズ(東京都品川区、高橋直也社長)はこのほど、農業ICTによる地方創生モデルを共同推進することで合意した。

みなかみ町は、民間企業の事業・経営ノウハウを活用することで、より効果的で具体的な振興策の立案・実施を目指す。
一方、日立システムズは、農業ICTなどの社会インフラ分野に積極的に事業進出してきた。
昨年11月には、農業ICTベンダーの株式会社アグリコンパス(東京都千代田区、石原廣社長)と資本・業務提携契約を締結するなど、さらなる事業体制強化を図っている。

今後、日立システムズは、ビジネスパートナーの知見なども活用し、
ICT活用による高付加価値いちごの通年栽培、温泉熱を活用したハウス栽培、栽培施設や直売所のショールーム化による観光業の活性化などを中核に、多角的に事業モデルの調査を行う。

一方、みなかみ町は、日立システムズの調査結果を踏まえ、具体的な施策の立案とその実現に向けて取り組むとしている。