【ニュース】 高松市牟礼庵治商工会など、牟礼・庵治エリアでマイクロモビリティに観光スポット案内機能を組み合わせたサービスを試験的に提供、実証実験を12月15日まで実施 香川県高松市
2023.12.11
高松市牟礼庵治商工会(香川県高松市、漆原憲和会長)・高松琴平電気鉄道株式会社(香川県高松市、植田俊也社長)・トヨタカローラ香川株式会社(香川県高松市、向井良太郎社長)・NTTコミュニケーションズ株式会社(東京都千代田区、丸岡亨社長)の4者は、高松市や関係事業者と連携し、牟礼・庵治エリアで、トヨタ自動車の立乗り型3輪電動モビリティ「C+walk T」などのマイクロモビリティに観光スポット案内機能を組み合わせたサービスを試験的に提供、地域の移動サービスの高度化をめざす実証実験を2023年12月15日まで実施する。
高松市の牟礼・庵治エリアでは、人口減少や高齢化などの影響でバスの運行本数減少や電車利用の減少が進んでおり、この傾向が続くと、地域住民の日常的な交通手段の確保や、インバウンドが増加する中で観光客への対応も難しくなる恐れがあるという。
同実証実験では、地域の新たな公共的な交通手段としてマイクロモビリティを活用することの有効性について検証。
牟礼・庵治エリアでの実行可能な運営体制の検討、利用者の満足度や安全性などの効果測定を行い、地域の活性化や観光DXにつながるサービスの実現を検討するとしている。
期間中は、ことでん志度線「八栗」駅でトヨタ自動車の立乗り型3輪電動モビリティ「C+walk T」などのマイクロモビリティを一般の利用者に貸し出し、立ち乗りが難しい人にとっての利便性向上も考慮し、座り乗りができる1人乗りの「C-walk S」、3人乗りの「EQV-CAMP」の貸し出しも行う。
マイクロモビリティにはスマートフォンを搭載しており、利用者は走行に関する注意点や位置情報に連動した観光案内を音声で聞くことができるため、安全に牟礼・庵治エリアを移動・周遊できるという。
さらに、現地スタッフがリアルタイム映像通訳サービス「みえる通訳 for ビジネスプラス」でインバウンド観光客の多言語対応も行うという。
実証日時は2023年12月9日~15日の10時~16時(12月13日を除く、「EQV-CAMP」の貸し出しは12月11日の13時~12日の15時)。
「C+walk」の貸出台数は5台(「C+walk T」のほか、 一部「C-walk S」や「EQV-CAMP」も準備)。
貸出場所はことでん志度線「八栗」駅改札内。
税込利用料金は60分1,000円・120分2,000円・180分3,000円。
利用手順はcwalk-rentalサイトより予約、同駅でC-walkをレンタル。