【ニュース】 奈良県立磯城野高等学校と近畿日本鉄道、生徒が校内で育てた農産物を近鉄田原本線の電車で運ぶ貨客混載輸送を12月13日に1日限定で実施 奈良県田原本町
2023.12.11
奈良県立磯城野(しきの)高等学校(奈良県田原本町、山口彰博校長)と近畿日本鉄道株式会社(大阪市天王寺区、原恭社長)は、同校の生徒が校内で育てた農産物を近鉄田原本線「西田原本」駅(奈良県田原本町)より「新王寺」駅(奈良県王寺町)までの電車で運ぶ貨客混載輸送を2023年12月13日に1日限定で実施する。
現在、同校の生徒が栽培した農産物は、校内の直売所で販売したり、自動車で青果市場に運搬しているが、今回の貨客混載輸送では、朝に収穫した新鮮な農産物を電車で輸送し、「新王寺」駅周辺の店舗に届けるという。
同校は、平成17年に県立田原本農業高等学校と県立北和女子高等学校が統合し、誕生。
農業系の4学科と家庭系の3学科を設置している。
両者は、今回の貨客混載輸送での課題などを検証。
今後も、持続可能な社会、二酸化炭素排出量の削減による環境問題
、地域活性化のための理解を深めるため、関係を強化していくとしている。
貨客混載輸送の実施日は2023年12月13日。
輸送区間は近鉄田原本線「西田原本」駅より「新王寺」駅までの間。
輸送列車は「西田原本」駅9時49分発~「新王寺」駅10時8分着。
輸送商品は同校校で育てた農産物(トマト・フダンソウ・大根類など)。
提供店舗は「tsubasa(ラーメン店)」「鳥八(地鶏炭火焼)」「ちょこっと(ビアカウンター)」。