【ニュース】 千葉大学、松戸駅東口で空き家活用プロジェクトを始動、提案設計図の展示やトークイベント等を実施 千葉県松戸市

2016.02.19
国立大学法人千葉大学大学院園芸学研究科はこのほど、松戸駅東口に位置する空き家を、地域のために活用するプロジェクトを始動した。
第一弾では、空き家の一部を開放し、建物内に千葉大学大学院の留学生たちによる空き家活用提案設計図を展示、トークイベント等を通し、地域と食について考える。

今回は、オーナーの「みんなが集まれる場所をつくりたい」という思いをもとに、留学生たちが、松戸駅からキャンパスまでの「緑の回廊」とその中心に位置する空き家の活用方法を提案。
ミニトークやオープンミーティングなどのイベントを開催する。
20160219千葉大学

今回展示される学生の提案は、千葉大学大学院園芸学研究科のデザイン実習Ⅲ(担当:木下勇教授・霜田亮介准教授)で、昨年12月の2日間で行なわれた実習の成果。
実習課題は、松戸駅から千葉大学松戸キャンパスまでのランドスケープ計画とその中間に位置する空き家「浮ケ谷邸」の地域拠点としての活用案となっている。
日本・中国・韓国・ロシア・インドネシア、5カ国9名の学生が取り組み、
「食べられる景観」などのアイデアを盛り込んだ計画だという。

「空き家をつかったみんなの居場所づくり展」の開催日時は2月19日~21日の各日12時~18時。
会場は浮ヶ谷邸(千葉県松戸市松戸1344-3)、交通はJR「松戸」駅から徒歩5分。
参加費は無料。
主催は千葉大学大学院園芸学研究科木下勇地域計画学研究室他。
共催は株式会社あゆみリアルティサービス・株式会社まちづクリエイティブ。

トークイベントなどの開催日時は、「『空き家を活用した場づくりの事例1』うなぎのねどこ」が2月19日の15時~17時、「『地域と食を考える』フードデザイナーズネットワーク」が2月20日の14時~16時、「『今までになかった飲食店をつくるアイデア会議』by未来食堂」は2月21日の16時~18時。
各定員は15名、立ち見になる場合あり。