【ニュース】 相鉄グループ、相鉄線沿線の住み替え促進と空き家対策に向けた独自サービスを展開、「相鉄の空き家バンク&リース」を実施 神奈川県横浜市

2016.02.19
相鉄グループは3月1日より、「相鉄の空き家バンク&リース」を開始する。

「相鉄の空き家バンク&リース」とは、空き家オーナーが建物をリフォームした上で、相鉄不動産販売株式会社(横浜市西区、阿部眞一社長)が借り受け、一戸建て賃貸住宅として他の利用客に貸し出すサービス(サブリース)。

空き家オーナーが負担するリフォーム費用は、相鉄不動産販売がオーナーに支払う前払い賃料で充当できるため、空き家オーナーは手持ちの資金を使うことなく賃貸を始めることができるという。

また、空き家オーナーから借り受ける期間と、他の利用客に貸し出す期間を同じにした定期借家契約(原則7年間相当)とすることで、契約終了後は速やかにオーナーに返却され、その後の転用が容易になるとしている。

空き家などの情報は、相鉄ホールディングス株式会社(横浜市西区、林英一社長)の相鉄土地活用サービスセンターと相鉄不動産販売PM事業部が収集し、活用方法などを提案。
リフォームは専業会社の相鉄リフォーム株式会社(横浜市泉区、菱山正樹社長)が迅速に対応する。

相鉄グループでは、2010年9月に公表したグループの成長戦略ロードマップ「Vision 100」に示した「選ばれる沿線の創造」に向けて、世代間の住み替え循環が促進される街づくり「“ターンテーブル・モデル”による街づくり」に取り組んできた。
これまでにも、相鉄線の駅から徒歩圏内で未利用または低利用の不動産所有者に対し、有効活用についての相談や提案を原則無料で行う「相鉄土地活用サービスセンター」を設置。
空き家・空き地の巡回・管理サービス、雨戸やサッシの調整などを女性スタッフと専門スタッフが訪問するサービスなどを開始している。