【ニュース】 南海電気鉄道、南海林間田園都市・隅田A地区で工業団地の共同開発事業(第1次事業)に参画 和歌山県橋本市

2016.02.19
南海電気鉄道株式会社(大阪市浪速区、遠北光彦社長)は、和歌山県
(仁坂吉伸知事)と橋本市(平木哲朗市長)と協力し、和歌山県橋本市に所有する「南海林間田園都市・隅田A地区」第2期用地(約140ha)で、工業団地の開発を進める。

東日本大震災以降、内陸部の企業用地へのニーズが増大するとともに、紀北橋本エコヒルズなど和歌山県内への堅調な企業進出や京奈和自動車道の整備が進展する中、3者は協力して新たな工業団地の開発に向けた基本協定を締結、その実現について調査・検討を進めてきた。

今回同社は、同用地内南側に関して細目協定を締結、橋本市を事業主体とする工業団地の共同開発事業(第1次事業)に参画することで合意したという。

第1次事業の所在地は和歌山県橋本市隅田町。
販売面積は約29ha。
事業費は約50億円(消費税等除く)。
事業者と事業費負担割合は南海電気鉄道株式会社(36%)、和歌山県(32%)、橋本市(32%)。
平成27年以降に環境アセスメント・許認可取得し、平成30年以降に造成工事(第1次事業)着工予定。

調印式は2月29日の14時30分より和歌山県庁知事室で行う。
出席者は、仁坂吉伸和歌山県知事、平木哲朗橋本市長、南海電気鉄道株式会社・遠北光彦社長。