【ニュース】 JR西日本と和歌山ステーションビルディング、旧「JOWA専門店」を3月18日より「ミオ北館」としてオープン、JR和歌山駅周辺の活性化に向けた取り組みを本格化 和歌山県和歌山市
2016.02.18
西日本旅客鉄道株式会社(大阪市北区、真鍋精志社長)と株式会社和歌山ステーションビルディング(和歌山県和歌山市、藪章代社長)は、今年1月31日に営業を終了し、改装工事を行っていた和歌山駅隣接の商業施設「JOWA専門店」を、3月18日より「ミオ北館」としてオープンすると発表した。
合わせて、改装中の「ミオ」1階ゾーンも同日にリニューアルオープンする。
これまでJR和歌山駅周辺では、「ミオ」(運営:株式会社和歌山ステーションビルディング)、「近鉄百貨店和歌山店」(運営:株式会社近鉄百貨店)、「JOWA専門店」(運営:和歌山ターミナルビル株式会社)の三つの商業施設が運営されてきた。
3月18日以降は、JR和歌山駅前商業施設の専門店街の名称を「ミオ」に統一。
両社では今後、JR和歌山駅周辺の活性化に向けた取り組みを本格化する。
和歌山市は、近畿南エリア最大の商業都市・重工業都市として発展してきたが、近年はモータリゼーションの影響や居住機能・商業機能の郊外化が進み、中心市街地の空洞化が深刻化。
こうした状況の中、両社は和歌山エリアの地域事業者や行政と連携・交流を図り、エリアの発展・魅力向上に向けた取り組みの検討を重ねてきた。
今回の取り組みもその一環で、県の玄関口であり、都市型ホテル・百貨店・専門店街が集まる県下唯一の場所でもあるJR和歌山駅の商業施設を見直し、その活性化によるにぎわい創出のため、専門店街をリニューアルするというもの。
今回オープンする「ミオ北館」では、「大人 たのしむ 上質な 和歌山エキ」をコンセプトに新規テナントを誘致し、和歌山エリアの地元生活者へのプラスアルファの価値を提案。
合わせて、県推奨の「プレミア和歌山」を取り扱うなど、地場産品を県の玄関口であるJR和歌山駅でアピールする。
また、近鉄和歌山店と専門店街「ミオ」は共同販促などでさらに連携を強化、駐車場サービスも拡充し、利用しやすいJR和歌山駅前商業施設の実現を目指す。
「ミオ北館」の延床面積は約5,100㎡(1階・2階・5階)、売場面積は約
2,300㎡(1階・2階・5階)。
店舗数は20店舗。
なお、同日にリニューアルオープンする「ミオ」1階のコンセプトは「Daily happy life + more」。
延床面積は約1万2,000㎡(地下1階~地上4階、一部5階)、売場面積は約5,000㎡。
店舗数53店舗。