【ニュース】 大和ハウス工業、JT防府工場跡地で工業団地「防府テクノタウン」を開発、防府市と協力協定 山口県防府市

2014.09.26
大和ハウス工業株式会社(大阪府大阪市、大野直竹社長)は9月25日、防府市と日本たばこ産業株式会社防府工場跡地での工業団地造成で、協力協定書を締結した。
同社は今後、防府市・山口県と協力し、同工業団地「防府テクノタウン」への企業誘致に取り組む。
同地は1909年から2012年3月末までの103年間、「たばこ原料工場」として稼働していた場所。
たばこの製造中止に伴い、閉鎖となった。
同社が、日本たばこ産業より土地を一括購入し、工業団地として分譲する申出を行い、今年8月29日に土地売買契約を締結している。


同工業団地は、総事業面積(敷地面積)は約14ha、売却予定面積は約13haを予定しており、企業の製造施設、物流施設、研究所など、事業展開に沿った大型施設をはじめ、エリア拠点の新設などが可能な団地。
6km圏内には、ブリヂストン防府工場やマツダ防府工場・中関工場、協和発酵バイオ山口事業所防府などが集積しているほか、JR山陽本線「防府」駅までは約3.7km、山陽自動車道「防府東インター」までは約5.8kmの距離にある。
重要港湾に指定された三田尻中関港にもアクセスしやすく、工業団地として優れた立地特性を有しているという。
同社は今後、9月29日に土地決済を行い、行政との開発に関する許認可取得後、造成工事に着手、建築条件付きの事業用地の販売を開始する。
同工業団地に進出する企業の福利厚生施設(住宅・寮・社宅等)の提案も行っていくという。
工業団地「防府テクノタウン」の設置場所は山口県防府市大字新田字築地、字川筋村。
事業規模は約60億円を予定(土地と建物)。
総事業面積は14万1,646.56㎡、売却予定面積は12万9,229.59㎡。
造成工事開始・販売開始(予定)は2015年1月頃、造成工事完了(予定)は2015年8月頃。