2014.09.18
西鉄バス北九州株式会社（北九州市小倉北区、前川義広社長）は、9月24日～12月26日の約3 ヶ月間、北九州市小倉北区泉台・高尾地区で、ミニバスの運行を社会実験の一環として実施する。
同社会実験は、高台に位置し、道路の幅員が不十分で大型バスの乗り入れができなかった地区に、ひと回り小さいミニバス（マイクロバス）を導入するというもの。
自宅からバス停まで長時間歩く不便さを解消することで、過度のマイカー利用を抑制するのが狙い。
昨年に引き続き2度目の実験となるが、利用者の声や運行実績を元に、今年は起終点を昨年の「愛の家車庫」から、新たに「西鉄ストア到津」へと変更、両回りの運行を可能とするなど、運行形態を変更して実施する。

「泉台・高尾地区ミニバス」の運行期間は9月24日～12月26日。
運行便数は、右回り・左回り合わせて平・土が18便、日祝が16便、所要時間は1周約25分。
使用車両はマイクロバス（26人乗り）。
運賃は190円。
運行にあたっては、既存のバス路線との乗り継ぎ利用を促進するため、バス乗り放題定期券や北九州都市圏1日フリー乗車券を利用可能とするほか、既存のバス路線との「乗り継ぎ割引」サービスも実施する。
なお、運行開始前の9月22日には、西鉄ストア到津店でプレイベントを実施予定。
地域住民に無料で試乗してもらう機会を設けるとともに、関係者の挨拶や花束贈呈、テープカットなどを予定しているという。