【ニュース】 ラサール不動産投資顧問など、東海エリア最大のマルチテナント型物流施設「ロジポート名古屋」を竣工 愛知県名古屋市
2023.08.01
ラサール不動産投資顧問株式会社(東京都千代田区、奥村邦彦社長)・東急不動産株式会社(東京都渋谷区、星野浩明社長)・株式会社NIPPO(東京都中央区、吉川芳和社長)の3社は2023年7月
31日、マルチテナント型物流施設「ロジポート名古屋」(名古屋市中村区)を竣工した。
施主は名古屋プロパティー特定目的会社。
竣工時点での契約率は66%(約19万2,000㎡)。
同施設は、地上4階建て、延床面積35万4,743.95㎡の東海エリア最大(同物件竣工時点、ラサール調べ)のマルチテナント型物流施設。
「名古屋」駅より約4.8kmと名古屋市中心部に近接することから、大規模都市型物流センターとして高い希少性がある。
さらに、名古屋市営地下鉄東山線・JR関西本線・近鉄名古屋線「八田」駅より徒歩8分に位置するため、交通利便性も高く雇用確保にも適しているという。
機能面では、各階への着車を可能にするランプウェイを2基備え、倉庫面積の最小区画約2,900㎡の分割利用から、約1万6,700㎡~3万7,000㎡(約5,000~1万坪)の1フロアオペレーションまで、幅広いニーズに対応可能。
休憩室・売店・貸会議室・シャワー室・コインランドリースペースを完備し、施設内で働く人々に快適な環境を提供、画像認識AIによるトラックバースの満空表示システムの導入やドライバー控室の設置等、トラックドライバーにとっても快適で効率的な環境の提供を目指すとしている。
また、地域に根差した物流施設を目指し、施設周辺の歩道の拡幅や、地域の人々も使用できる広場の整備やベンチの設置なども行った。
今後は、大規模災害時での地域の人々の指定緊急避難場所としての活用をはじめ、地域防災活動などにも協力するという。
「ロジポート名古屋」の所在地は名古屋市中村区岩塚町字高道1番地1。
敷地面積は15万7,042.27㎡、延床面積は35万4,743.95㎡。
構造・規模は鉄骨造・一部鉄筋コンクリート造、地上4階建、制震構造。