【ニュース】 大阪市交通局、地下鉄御堂筋線「新大阪」駅で駅ナカ商業施設「新なにわ大食堂」を3月30日に開業、コンセプトは「新・大阪人のご用達」 大阪府大阪市

2016.02.01
大阪市交通局は、梅田駅・なんば駅・天王寺駅の「ekimo」に続く新たな駅ナカ商業施設「新なにわ大食堂」を、地下鉄御堂筋線「新大阪」駅(大阪市淀川区)で3月30日に開業する。
運営管理者は株式会社京阪ザ・ストア(大阪市中央区、小西敦夫社
長)。

同施設のコンセプトは「新・大阪人のご用達」。
駅ナカ初出店の店舗や新ブランドでの出店店舗など、食関連の11店舗が出店する。
各店舗は、「ほんまもん」志向の大阪人も納得の素材や味、コストパフォーマンスなどにこだわった、知る人ぞ知る大阪を中心とした関西の繁盛店だという。
また、同施設が開業する新大阪駅北改札部には、開業に合わせて新たな改札口をオープン、新幹線への乗り換えなど、利便性の向上を図るとしている。
20160201新なにわ大食堂

施設デザインは、全国から利用客を迎える玄関口である「新大阪」駅に立地することから、大阪の街を感じてもらえる「町屋」や「川面」を、自然素材を使用し現代的に表現。
駅のコンコースでありながらも、スタイリッシュで居心地のよい駅ナカ空間を目指す。

施設内は、駅コンコースをオープンな「大食堂」に見立て、店舗間の仕切りも極力なくし、一人でもグループでもフラッと気軽に立ち寄れる「オープンで入りやすい」空間とする。
天井の木製ルーバーは、大阪の「商家の格子窓」をイメージして府内産の間伐材を使用し、水都大阪らしい川面を石とガラスのモザイクタイルや曲線の店舗区画で表現。
また、北側通路壁面には新大阪駅から北に臨む北摂方面の「山々の緑」を表現した「Character Wall」を設置することで、コンコースを歩きながら自然を感じる空間デザインとした。

大阪の持つ魅力やエネルギーを最大限に演出し、今までにない新しい空間を創り出すことによって「新たな顧客創造」と「新大阪駅の魅力向上」を目指すとしている。

「新なにわ大食堂」の所在地は大阪市淀川区西中島5丁目15番5号、交通は大阪市営地下鉄 御堂筋線「新大阪」駅 北改札コンコース、乗降客数は1日あたり約13万人(平成26年度実績)。
店舗面積770㎡、店舗数は11店舗。
想定売上は年商15億円。
定休日はなし。
運営管理者は株式会社京阪ザ・ストア。