【ニュース】 やます、今年も国産メンマ「竹切物語」の限定販売を千葉県内の「房の駅」各店などで順次開始、竹林拡大を予防し環境保全に貢献 千葉県市川市
2023.07.10
千葉県の「食」のお土産の製造・流通・店舗運営を手掛ける株式会社やます(千葉県市原市、諏訪聖二代表)は2023年7月7日、千葉県内の「房の駅」各店などで、今年も国産メンマ「竹切物語」の限定販売を順次開始した。
同商品は、千葉の竹林整備プロジェクトチーム「なかふさ」が竹林整備を実施している竹林でとれたタケノコを原料としたもの。
竹は成長が早く、根は森林内に拡大・侵入し、竹が光を遮ることで樹木が弱り、鳥類や昆虫類の種数も減少、生物多様性の低下を招くという。
また、竹は根を浅く張るため、土壌をしっかり支えることができず、森林に比べ、大雨の際地滑りが発生しやすいことも大きな問題となっている。
同プロジェクトでは、タケノコの発生時期(モウソウチク:4~5月)に侵入したタケノコを除去することにより、竹林拡大を予防し、健全な森林を守っているという。
今シーズンは21.4tのタケノコを収穫した。
同商品の味付けは、創業170年以上の同社グループ企業・株式会社小川屋味噌店(千葉県東金市、諏訪寿一代表)が行った。
美味しいだけでなく、食べることで同県の環境保全にも繋がるとしている。
小川屋味噌店は、江戸時代の嘉永元年(1848年)に創業。
170余年にわたり、和食の原点とされている「麹」を独自の技術で追究してきたという。
竹林整備から生まれた千葉県産メンマ「竹切物語」の価格は税抜
600円。
販売店舗は千葉県内「房の駅」各店など(2023年7月7日より順次限定販売、無くなり次第今年度分の販売は終了)。