【ニュース】 京葉ガスエナジーソリューション、完全子会社「道南木材産業株式会社」を設立、林地残材の調達体制を整備 北海道北斗市
2023.06.19
京葉ガスエナジーソリューション(千葉県市川市、吉岡比呂志社長)は2023年6月16日、完全子会社「道南木材産業株式会社」(北海道北斗市)を設立した。
京葉ガスエナジーソリューションは、太陽光やバイオマスなど、様々な再生可能エネルギー発電所を全国展開しており、現在、全国53ヵ所でおよそ1万世帯分・約60MWのクリーンな電力を地域に供給している。
特に2020年12月に運転を開始した北斗バイオマス発電所(発電容量1,990kW、北海道北斗市)は、未利用木材の間伐材などを燃料として活用し、地域産業との連携を通じて地方創生への貢献を目指しているという。
林地残材は、伐採された木の枝や幹で、通常の建築用材などには利用されない木材や木質部分。
その活用が期待されているが、実現には需要と供給の両面の確保が必要だという。
今回、京葉ガスエナジーソリューションは林地残材を持続可能な資源として捉え、新たに設立した道南木材産業を通じ、地域の人材雇用など林地残材の調達体制の整備に取り組む。
林地残材をバイオマス発電所の燃料として可能な限り活用するだけでなく、新たな活用方法の開発にも取り組むという。