【ニュース】 阪急電鉄など4社、「梅田OSビル」「大阪日興ビル」「梅田セントラルビル」の共同建替で基本協定を締結 大阪府大阪市
2023.05.29
阪急電鉄株式会社(大阪市北区、嶋田泰夫社長)・阪神電気鉄道株式会社(大阪市福島区、久須勇介社長)・阪急阪神不動産株式会社(大阪市北区、諸冨隆一社長)・平成ビルディング株式会社(東京都千代田区、村本真甲夫社長)の4社はこのほど、大阪市北区曽根崎2丁目所在の「梅田OSビル」「大阪日興ビル」「梅田セントラルビル」の共同建替を行う「曽根崎2丁目計画」について、今後、具体的な検討を協力して推進していくため、基本協定を締結した。
同計画地は、大阪梅田エリアに位置し、大阪メトロ谷町線「東梅田」駅に直結しているほか、大阪メトロ御堂筋線「梅田」駅・阪神本線「大阪梅田」駅より徒歩約4分、JR各線「大阪」駅より徒歩約7分、阪急各線「大阪梅田」駅より徒歩約8分の立地。
3棟のビルを一体で建て替えることで、概ね3,000㎡の敷地を確保することができ、大阪のメインストリート「御堂筋」沿いに、シンボリックで視認性の高いビルを開発することが可能になるという。
「梅田OSビル」の敷地面積(登記面積)は933.98㎡、延床面積は9,387.65㎡。
階数は地上19階・地下2階。
竣工年は1974年。
所有者は土地がオーエス株式会社、建物は阪急電鉄株式会社。
「大阪日興ビル」の敷地面積(登記面積)は1,278.40㎡、延床面積は1万3,148.41㎡。
階数は地上10階・地下3階。
竣工年は1972年。
所有者は阪急電鉄株式会社67%・阪神電気鉄道株式会社33%(信託受益権者)。
「梅田セントラルビル」の敷地面積(登記面積)は873.31㎡、延床面積は9,582.31㎡。
階数は地上12階・地下4階。
竣工年は1964年。
所有者は平成ビルディング株式会社(信託受益権者)。
3棟の合計敷地面積(登記面積)は3,085.69㎡、合計延床面積は3万2,118.37㎡。
現況の概要であり、同計画にあたり、梅田OSビルの土地は、阪急電鉄がオーエスから借地することで合意しているほか、阪急阪神不動産が同計画のプロジェクトマネジメント業務を受託するとしている。
今後は、同基本協定のもと、同エリアの魅力度や利便性をさらに高めるため、同計画地の立地の良さ等を活かし、オフィス機能の導入をはじめ、具体的な活用方について検討するとしている。